
暴力について
未来について、暴力はどの様な形で消化(昇華)されるのか?これは人間にとって、また僕個人にとって大きな問題である。暴力は社会のホワイト化が進むに当たって、表面上は消えた様に見えるが、実際は人々の意識にまた無意識に存在している。それがある時、歪な形で犯罪へと表出される。僕たちは暴力に対して何ら抵抗や対策が日々講...
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未来について、暴力はどの様な形で消化(昇華)されるのか?これは人間にとって、また僕個人にとって大きな問題である。暴力は社会のホワイト化が進むに当たって、表面上は消えた様に見えるが、実際は人々の意識にまた無意識に存在している。それがある時、歪な形で犯罪へと表出される。僕たちは暴力に対して何ら抵抗や対策が日々講...
日本でドキュメンタリー性のある絵画と言えば、第二次世界大戦において描かれた『戦争画』である。 日本の戦争画は、ゴヤやピカソの作品と比べると、個々の作家によって違いはあるが、大曲的に見るならば幾つかの相違点が見られる。 一番大きな違いは、日本の戦争画は、プロパガンダ的な要素があったということである。そもそも、...
第三回タガワアートビエンナーレに出品しましたが、残念ながら落選しました。 実は出品した作品は枕崎国際芸術大賞展に出品し、こちらでも落選しています。 落選の原因は、色々と考えられますが、今回の出品で感じたことをお話ししたいと思います。 先ず私の出品した作品ですが、廃墟のなかに戦車を画面に大きく配置しました。恐...
「砂の器」という邦画をご存知ですか? 松本清張の長編小説を映画化した作品です。 東京都内で起きた、ある殺人事件を発端に物語は進行していく。刑事は事件を捜査するうちに、一人の男が重要参考人として浮かんでくる。被害者と犯人の意外な関係と殺人の動機、そしてその背景に「ハンセン氏病」が取り上げられており、物語は重層...
絵画の歴史について語る以上、自らの作品についても何も語らない訳にはいかない。 私の表現は、「ポストモダンの時代に、絵画が如何なる価値や美を創造し 得るか」 自らの問いについての回答である。 「誰が絵画を殺したか?」で述べたように、絵画を殺した者は、作家であり、評論家であり、その時代に蔓延した空気のようなもの...
自分のホームページをWIXで立ち上げて、4年になる。ホームページを作ったおかげで展覧会に誘って頂いたり、成果はあった。 ホームページの作成は、『家を建てる』ことに似ていると思う。家を建てる時に重要なことは挙げればキリがないが、『間取り』は優先順位が高いと思う。間取りを考える時に重要な事は、各部屋への『導線』...