大学を卒業し、大学院に進学しました。一度作品展を開いて、自分の周りの人に見てもらいたいと考えました。 大学の先輩がここで個展をされていたのを思い出し、紹介してもらいました。貸画廊でやっても良かったのですが、自分にはまだまだ早いと思っていました。自分の表現なんて言えるような作品ではない。また、誰かに見てもらって評価されたいという野心など微塵もなかった。今から思うと、純粋というか、無防備な初個展だと我ながら思う。