MY WORKS

ordinary

具体的な事物ではなく、精神世界というか、現象世界というか、自分の表現がみつからず、悶々とした日々を送っていました。閉塞感のなかで、開放的な表現がしたいと思うようになりました。日々の何気ない空気感を表現したい。そこで敢えてピントを外して、光を撮影した写真を水彩画で再現しました。OrdinaryIt wasn't a concrete thing, but a

light and shadow

描く対象が無く、何を描いていいかわからない。それでも、表現したいという意欲だけはありました。できるだけ、少ない要素で絵を成立させたいと考えた挙句、扉を描きたいと思ったのです。扉に光線があたると、陰影が浮かび上がります。太陽の光と影を扉を描くことで表現したいと考えたのです。Light and shadowI have no objec

all around me

しばらく制作から遠ざかっていましたが、2014年頃から再開しました。これらの作品には、明確なコンセプトのようなものはありません。身の回りの興味のある対象を描いただけの作品です。当時を思い出すと、とても絵を描けるような精神状態ではありませんでした。当時の私にとって「描く」という行為は、「治療」でもあったように思います。I had been away from painting for a

factory

30歳を目前に私は京都府の北部から南部の高校に転勤しました。結婚して生活も大きく変わり、また転勤で職場も変わったことで、落ち着かない日々でした。通勤時に、京都府南部の国道沿いには、様々な工場が見えました。私は、それらの壁や煙突に独特の色彩や質感を感じ、絵画として表現したいと思いました。Near the age of 30, I was transferred from a high sc

pieces

私が教師として、最初に赴任した学校は、京都府北部の小さな学校でした。海がすぐ近くにありました。休日になると、海にいきました。海岸でみつけた浮遊物を拾って、一枚の木の板に貼り付けました。これが、私の制作の原点です。As a teacher, the first school I was assigned to was a small school in northern Kyoto pre

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