ARTIST 2021.11.15 セザンヌ絵画における中心の喪失 〜セザンヌについて〜セザンヌ(1839〜1906年)は、後期印象派に属されますが、彼は印象派の作家の中で、サロンという伝統的な展覧会に出品し続けた作家です。セザンヌの描いたものは、人物、静物、風景です。セザンヌの絵画の特徴は、輪郭線と色面によって画面が構成されます。初期の頃の作品は、ロマン主義的な主題を取り上げ、暗い色調で絵の具を厚く盛り上げています。歳を追うごとに、色彩は多彩に
ARTWORKS 2021.11.10 安井賞の終焉 1996年に、行動美術協会に入選しましたが、翌年の1997年、安井賞は打ち切りとなりました。Wikipediaにはこのように記されています。安井賞は、安井會太郎の画風に基づき、具象的な作品を評価対象とした。新人洋画家の登竜門とされ、画壇の芥川賞とも言われ、多数の優秀な作家を輩出した。しかし、1996年、ますます多様化し複雑化しつつある日本の現代美術の状況を顧み、具象的傾向の作家の発掘を目
Exhibition 2021.11.10 行動美術協会に出品 私は大学院卒業後、京都府北部の高校で教師をしていました。それから4年後、京都府南部の高校に転勤しました。制作活動は年一回のグループ展と京展という地方の公募展に出展していました。自分としては、今後のどのように発表するか悩んでいました。大学で彫塑を専攻したものの、彫塑を続ける気持ちはありませんでした。具象的な彫塑による表現には、限界を感じていたからです。1996年の安井賞展を見たとき
Exhibition 2021.11.04 公募団体展について 畑中優さんの人物画なぜ公募展に出品したのか?私は、公募団体展に4回出品したことがあります。行動美術協会という公募団体です。なぜ行動を選んだのか、畑中優さんが所属されていたからです。畑中優さんの作品は、当時はまだ存在していた「安井賞展」で拝見しました。独特な人物のフォルムの捉え方に目を奪われました。どこか「鴨居玲」的な光りと影の印象も魅力的でした。「こんな作家がいるんだ」彫
Exhibition 2021.11.03 喫茶店で行なった初個展 CAFE&GALLERY AMIGO私の初個展は、もう30年前に遡ります。京都市に川端通という南北にわたる通りがあります。その四条通りと五条通りの真ん中あたりに、小さな喫茶店があります、そこは画廊喫茶になっていて、自分の招いたお客さんのコーヒー代を払えば、展覧会ができます。大学の先輩がここで個展をされていたのを思い出し、紹介してもらいました。だいたい個展と
MY WORKS 2021.10.13 ordinary 具体的な事物ではなく、精神世界というか、現象世界というか、自分の表現がみつからず、悶々とした日々を送っていました。閉塞感のなかで、開放的な表現がしたいと思うようになりました。日々の何気ない空気感を表現したい。そこで敢えてピントを外して、光を撮影した写真を水彩画で再現しました。OrdinaryIt wasn't a concrete thing, but a