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ポストモダンを駆け抜けろ!!  ホリエモン編

今回は、ホリエモンこと堀江貴文さんを取り上げます。
この方の「ゼロ」という本を読んで、私の中の「ホリエモン」像は完全に崩壊しました。
堀江さんは、2011年に証券取引法違反の罪によって逮捕され、2013年に仮釈放されました。
この著書は、堀江さんにとって「全て失った、何もない」状態、すなわち「ゼロ地点」を表しています。
そして、この「ゼロ地点」から「ちいさなイチを足していく」ことを、「人生の再出発」としているのです。
堀江さんの考え方は、このブログで紹介したイチロー さん、ホーキング博士と通じるところがあります。
堀江さんは、読者にこう呼びかけます。「やりたいことは全部やれ」「人生には今しか存在しない」
「やりたいことは全部やれ」とはこのような内容です。
これはイチロー さんが日本のプロ野球に甘んじず、メジャーリーグに挑戦したこと、またホーキング博士が、肉体的なハンディを乗り越えて、宇宙という大きなスケールの研究を行ったことと通じるように思いました。

堀江さんは、成功する人、しない人の差を次のように述べています。
やりたいことがありながら踏み出せない人、そういった人は結構いるものだ。その人たちが行動を起こさない理由を、「できっこない」と決めつけているからだ。やりもしないで「できっこない」と決めつけ、物事を悲観的に考える。
「できっこない」という心のフタを開ければ、やりたいことなんて湯水のように溢れてくる。
突き抜けられる人とそうでない人の違いは能力ではなく、意識の違いである。

「人生には今しか存在しない」とは次のような内容です。
人生のロードマップ、例えば50年先の事を考えても、何か確かな答えが見つかるだろうか?
答えは「NO」である。今から50年前の世界に、今の時代を予測しろと言っても無理なのだ。
答えの出ない問題に悩むのは、非合理な態度である。だから、僕の人生には「いま」しか存在しない。かけがえのない「いま」に全力を尽くすこと。将来の自分はその積み重ねによって形成されていく。ゼロに掛け算するのではなく、イチを積み重ねていく。
だから間違いなく10年後、20年後の自分は何かにハマっているし、全速力で走っているが、誰と何をしているかはわからない。でもそれは不安ではなく、希望である。計画通りに進まず、先が見えないからこそ、人生は面白いのである。

まとめとして、堀江貴文さんはポストモダン的な人物であると私は断言します。
堀江さんのバックボーンは「情報」であり、「テクノロジーの力」を信じておられること。
この態度は、ホーキング博士と似ています。堀江さんは宇宙にいち早く目をつけ、その事業を多くの人と共有する事を目標とされています。
最後にポストモダンを全速力で駆け抜ける堀江さんからのメッセージです。
「情報を得ることは、未来を知ることです」

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