2023.03.15 スケッチの達人 クリストのスケッチは、本当に素晴らしい。その魅力に触れる前に、古今東西、様々な作家がスケッチを残している。"スケッチの達人"の作品を先ず見てみる。スケッチの達人と言えば、まず思いつくのがレオナルド ダ ヴィンチである。特徴のある左手で描かれた大胆な筆致と精緻な描写。解剖学や自然現象をも加わった造詣の深さは群を抜いている。ダ ヴィンチの作品の凄さは、『最後の晩餐』に見られる、深くテーマを掘
2023.03.02 クリスト&ジャンヌ クロード ”ambivalent art” クリスト&ジャンヌ クロードは、「布によって包む覆う」という行為によって、身近な物を全く異なるオブジェに変質させるという作品を作りました。「包む、覆う」対象は、身の回りの瓶や椅子から、やがて車、街路樹など大型化していき、さらに次の段階として建造物や自然環境を包む「プロジェクト」に発展していきます。彼らの代表作と言えるコロラドの渓谷にオレンジの布を張った《ヴァレー・カーテン》(1970−7
2023.02.23 偶然性は必要か 私は、制作において基本的には、『偶然性』に頼るべきではないと考えます。勿論、コンピュータで画像編集する際に、レイヤー加工で偶然に面白い効果が出たりすることはよくあります。また描く過程において、絵の具の重ね方によって思わぬ効果が出たり、そのような発見は大切にしなければなりません。しかし、例えば『何を描くのか、どのように描くのか』といった制作の根幹に関わる事を偶然性に委ねることは私はしません
2022.08.25 第三回枕崎国際芸術賞展入選に寄せて この度、第三回枕崎国際芸術賞展に入選しました。1128点(過去最多)という応募作品数には驚きましたが、その中の62点に選ばれたことに大きな喜びを感じています。今回のブログでは入選した私の作品『nostalgia』についてお話しさせて頂きます。この作品の構想は『ルイ・アームストロングの部屋』という設定で構想を練りました。サッチモは好きなジャズトランペッターです。調度この頃、NHKの朝の連続
2022.08.02 第2回三越 伊勢丹 千住博 日本画大賞展の電子カタログが公開されました。 受賞作品と入選作品の計20作品と撰者である千住博先生のお言葉が掲載された図録が電子カタログにて公開されました。受賞作品展覧会 会期:2022年8月24日(水)~2022年8月29日(月)最終日は午後5時終了 会場:日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊この展覧会には、出品作品とは別に10号サイズの作品を出品するように依頼がありました。小さい作品はあまり得意ではありませ
2022.05.31 第2回 三越伊勢丹 千住博日本画大賞 に入選しました。 日本画のコンクールに出品した理由私は大学ではアカデミックな彫塑を専攻し、大学卒業後は絵画を制作して来ました。油絵を大学在学中に学んだこともあるので、自分の作品は洋画だと思っていました。そんな私が日本画のコンクールに出品したのは、やはり、千住博先生に作品を見て頂きたいと思ったのが、最大の理由です。今までたくさんの公募展に出品しました。落選に次ぐ落選で、ここ3年ぐらいは、ひたすら落ち