クリスト&ジャンヌ クロードは、「布によって包む覆う」という行為によって、身近な物を全く異なるオブジェに変質させるという作品を作りました。「包む、覆う」対象は、身の回りの瓶や椅子から、やがて車、街路樹など大型化していき、さらに次の段階として建造物や自然環境を包む「プロジェクト」に発展していきます。彼らの代表作と言えるコロラドの渓谷にオレンジの布を張った《ヴァレー・カーテン》(1970−7

私は、制作において基本的には、『偶然性』に頼るべきではないと考えます。勿論、コンピュータで画像編集する際に、レイヤー加工で偶然に面白い効果が出たりすることはよくあります。また描く過程において、絵の具の重ね方によって思わぬ効果が出たり、そのような発見は大切にしなければなりません。しかし、例えば『何を描くのか、どのように描くのか』といった制作の根幹に関わる事を偶然性に委ねることは私はしません

この度、第三回枕崎国際芸術賞展に入選しました。1128点(過去最多)という応募作品数には驚きましたが、その中の62点に選ばれたことに大きな喜びを感じています。今回のブログでは入選した私の作品『nostalgia』についてお話しさせて頂きます。この作品の構想は『ルイ・アームストロングの部屋』という設定で構想を練りました。サッチモは好きなジャズトランペッターです。調度この頃、NHKの朝の連続

受賞作品と入選作品の計20作品と撰者である千住博先生のお言葉が掲載された図録が電子カタログにて公開されました。受賞作品展覧会 会期:2022年8月24日(水)~2022年8月29日(月)最終日は午後5時終了 会場:日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊この展覧会には、出品作品とは別に10号サイズの作品を出品するように依頼がありました。小さい作品はあまり得意ではありませ

日本画のコンクールに出品した理由私は大学ではアカデミックな彫塑を専攻し、大学卒業後は絵画を制作して来ました。油絵を大学在学中に学んだこともあるので、自分の作品は洋画だと思っていました。そんな私が日本画のコンクールに出品したのは、やはり、千住博先生に作品を見て頂きたいと思ったのが、最大の理由です。今までたくさんの公募展に出品しました。落選に次ぐ落選で、ここ3年ぐらいは、ひたすら落ち

リュック タイマンスは国際的に著名な作家で、現代アートの中で絵画表現の可能性を切り拓いた作家と言われている。タイマンスの表現について、いくつも語られている文章がある。これらを読んでも、今ひとつ納得できないのは私だけであろうか。私がタイマンスの作品を知ったのは、美術手帳で特集されていた記事が最初です。第一印象は、とにかく退屈な印象を持ちました。焦点がボケた、ポラロイドの写真を見てい

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