ARTWORKS 2023.03.02 クリスト&ジャンヌ クロード ”ambivalent art” クリスト&ジャンヌ クロードは、「布によって包む覆う」という行為によって、身近な物を全く異なるオブジェに変質させるという作品を作りました。「包む、覆う」対象は、身の回りの瓶や椅子から、やがて車、街路樹など大型化していき、さらに次の段階として建造物や自然環境を包む「プロジェクト」に発展していきます。彼らの代表作と言えるコロラドの渓谷にオレンジの布を張った《ヴァレー・カーテン》(1970−7
ARTWORKS 2023.02.23 偶然性は必要か 私は、制作において基本的には、『偶然性』に頼るべきではないと考えます。勿論、コンピュータで画像編集する際に、レイヤー加工で偶然に面白い効果が出たりすることはよくあります。また描く過程において、絵の具の重ね方によって思わぬ効果が出たり、そのような発見は大切にしなければなりません。しかし、例えば『何を描くのか、どのように描くのか』といった制作の根幹に関わる事を偶然性に委ねることは私はしません
LIFE 2023.02.11 アトリエは必要か? 絵を描くためには、そのための環境が整う事が重要だと思います。環境とは、一つは自分を取り巻く空間、もう一つは、時間です。自分の経験からですが、制作を継続するにはこの2つが、両方とも揃わないと難しいと思います。私は仮住まいが長く、自分の家を建てたのが45歳になってからでした。家を建てる際に、先ず考えたのが、広いアトリエを作るということでした。幸いにも妻が理解をしてくれ
LIFE 2023.02.04 私の履歴書 私は、大学を卒業してから教職につきました。教師になった理由は、いくつかあります。当時の私は社会に出ることに対してなんだかわからない不安がありました。今から思うと考えが狭かったと思います。教職は、学校という場所が職場になります。私は「学校」という場所が、実は好きだった気がします。また教職は制作を続ける上で、比較的『楽な』仕事だと思ったからです。民間企業は残業やノルマがあり、神経をすり減らすといった
LIFE 2023.01.25 貴司くんの決意 東大阪の工場で生まれ育ったヒロインが、やがて航空業界へと足を踏み入れる連続テレビ小説『舞い上がれ』(NHK朝ドラ)。1月24日放送の第78回では、舞が「飛行機作り」という父の夢のためセミナーに参加する一方、貴司の短歌選びにも協力するシーンが描かれた。短歌の賞に応募するため、舞とともに作品を選ぶ貴司(赤楚衛二)。「ホンマは結構、プレッシャーあんねん」と本音を吐露しながら、「短歌は自分の全て
LIFE 2022.11.11 暴力について 未来について、暴力はどの様な形で消化(昇華)されるのか?これは人間にとって、また僕個人にとって大きな問題である。暴力は社会のホワイト化が進むに当たって、表面上は消えた様に見えるが、実際は人々の意識にまた無意識に存在している。それがある時、歪な形で犯罪へと表出される。僕たちは暴力に対して何ら抵抗や対策が日々講じられているだろうか?答えはノーだ。防御の為に護身術や格闘技を学ぶ人はごく稀であり、これが